中国産の簡易位置決め装置です
20*40mmのアルミフレームを使用して50mm角のアルミステージをステッピングモータによりベルト駆動します シンプルな構成でよく考えられています フレームの長さは自由に指定できます(100-1500㎜ 50-100㎜刻み) 右の基板はステッピングモータのドライバ基板(秋月電子より購入) ドライバICはSTマイクロのL6470を採用しています このICはマイクロステップ駆動が可能で128分割駆動ができます 1回転200パルスのモータだと25600分の1の分解能を持たせることが可能です 何より素晴らしいのはステッピングモータ動作時の駆動音が小さいことです
ストローク100㎜の物を動作させてみます 原点検出をした後各ポジションに移動させます
原点検出の後10mm前進させ1mmステップで前後動作させました 何回か動作させ繰り返し精度を見ています 多少の誤差は移動パルスに補正を掛ければもう少し良くなりそうです プーリの偏芯も誤差に影響を及ぼしていそうです 行きと帰りでズレる分はタイミングベルトのテンションにより変わると思われます 発生している音はピックゲージの動作音が大きいようです
原点検出から定位置までの繰り返し動作させ ばらつきを見ています (1) メカスイッチにかかわらずあまり誤差はありません
原点検出から定位置までの繰り返し動作させ ばらつきを見ています (2) フォトマイクロセンサにより原点検出を行います 多少メカスイッチよりばらつきが小さい気がします